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2018.12.11 Update | Branding Strategy
What is the meaning of branding? Complete coverage of methods and success cases
What is the meaning of branding? Complete coverage of methods and success cases
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Thanks! I am Nakae, a brand creator.
There are many people who say "What is branding?" And "How should I do branding?"
Especially in the current times, we can not think of business without ignoring the element of branding.
That's because now it is an age of over-choice that products and services with the same price, quality, functionality, etc. are everywhere, regardless of the industry.
For example, even if you select one hairdresser, you can connect to the Internet and you will find countless options.
And if you can not choose your own shop from the innumerable options, business can not be realized.
Branding is the ultimate method to get you to choose from the innumerable options.
If branding is done, customers will be able to choose because it is this company, because it is you.
Rather than price, features, quality, design, or concept, it is the strongest in the business that is chosen for this reason.
The reason for saying "Because this company" or "Because you" is not effective.
If you can brand,
It will not get caught in the price competition
I will not be troubled with attracting customers
Keep repeating
Business is stable and prosperous for a long time
Products and services will be sold at higher prices than market prices
Can be realized.
This time, I would like to thoroughly explain such branding, along with techniques and best practices, in just 7 minutes!
So let's get started!
Contents [hide]
1. With branding
1-1. Meaning of branding
1-2. A big misunderstanding about branding
2. Three values required for branding
2-2. What is functional value
2-3. With emotional value
2-4. What is self-expression value
3. Branding Success Stories
3-1. Sugiyama Fruit
4. Branding method
4-1. Start from the pursuit of work
Branding Summary
1. With branding
Well, first, I would like to explain "What is branding?"
1-1. Meaning of branding
Branding is literally the "method of becoming a brand".
So, if you want to understand branding, you first need to know what a brand is.
When I hear the word "brand" I remember the friends of the girl who likes "chanel".
Speaking of CHANEL, it is a brand that may have a feeling like, "Why is such a bag costing hundreds of thousands of dollars? How much is it cost?"
Chanel's bag
One time, at one of the stores in Chanel in Paris, he used to buy a bag he had been aiming for a long time.
But when I was heading to the Chanel shop I was looking for, I happened to find a shop selling bags similar to the Chanel bag I was thinking of buying.
She was interested, I went into the shop, I checked the design and content, but it is almost the same as the bag I wanted.
She wondered, when I asked the clerk, the shop's craftsman there was originally a designer from Chanel, and it seems that she was independent and opened this shop.
Well, the design is similar too.
And surprisingly, the price was a tenth of Chanel.
I was originally planning to buy a 300,000 yen bag for Chanel, but the bag sold at this shop was 30,000 yen.
In the sense of ordinary people, I think, "This is a buy!"
Because most of the design and contents are almost the same, and the price is so cheap.
But she did not get lost and bought a bag of 300,000 yen.
At that time, when I wondered, I asked, "Why didn't you buy it?"
"Because I am not Chanel"
What does this mean? In the bag , Chanel is the ultimate value for her .
So, no matter how similar the design is, the price is cheap, the function is perfect, but it doesn't matter.
"I don't like Chanel, I don't like it." Such a state is a brand.
No matter what the design is, what the function is, what the price is, but I will choose.
In other words, a brand is "a state of ultimate value for that person."
"Because this company," "It is you," it means that you are given a choice.
If you can create such a situation in your own business, do not you think it will be the strongest weapon?
Because they choose how high the price is, they will buy it regardless of what product is offered, and it will automatically choose it even if it does not convey much of the goodness of the product.
If you can create this kind of situation, there is no need to become a customer.
For that customer, "I can not find anything other than Chanel," so he will buy it without saying anything, and will always repeat it.
1-2. A big misunderstanding about branding
Frequently spoken in business books and seminars
The word "Branding" began with the branding to identify the cows
There is a big misunderstanding that the explanation of the origin of branding that is produced.
If you consider branding based on this word source, you may be able to define it as "a method that makes a difference with others."
And this kind of easy branding method is rampant.
Let's get your design cool
Let's take a picture with a famous person and give it to Facebook
Let's improve function and quality
Set your target and increase exposure with your ad
Let's raise the price
Ask the voice of the recommendation to the person of authority
Fake branding
But with this, I can not create a brand for a lifetime.
For example, even if you choose "design" for good, it is only for you to choose "design".
If you find something more design than your own, then the customers will flow.
In other words, even if you do such a work, you will not be chosen because it is "this company" or "because you".
Making a difference in design, enhancing quality and function to make a difference, and being selected is only " differentiation. "
Of course, differentiation is important because if you can't differentiate something in this era of excess choice, you will not be chosen, so it's important to differentiate, but above that is branding.
In other words, branding is not chosen by design, price or function alone, but by “this company”, “you”.
2. Three values required for branding
Branding is, in other words, "a way to reach the ultimate in value."
So, in order to do branding first, we need to understand what "value" is.
There are three types of value:
Functional value
Emotional value
Self-expression value
この3つの価値をそれぞれ高めていく事こそが、ブランディングに必要なことなんですね。
では、それぞれの価値についてまずは解説していきます。
2-2.機能的価値とは
まずは、機能的価値からお話していきたいと思います。
機能的価値とは、簡単に言うとその商品が与える基本的な価値のことです。
イメージで言えば、機能や品質といったことです。
例えば、スマートフォンの機能的価値は何かと言うと、「電話が出来る」「メールができる」「写真が撮れる」「インターネットを見れる」といったものです。
掃除機であれば「吸うこと」ですし、パン屋であれば「パンの美味しさ」だったりします。
ここを高めていく事で、人に選んでもらうことはできます。
当然ですが、二つの高級イタリアンレストランがあって、一方はミシュランで星付きの評価をもらっていて、もう一方がもらっていなければ、前者が選ばれやすいです。
簡単に言えば、そういう原理です。
ただ、機能的価値だけで差別化するのは非常に難しいという面があります。
というのも、この機能的価値というのは、自然と、多くの同業者が高めようとしているものだからです。
料理人であれば、味や食材にこだわることは普通ですし、デザイナーであればデザイン技術、そういったことを高めていくことは、プロであれば当たり前です。
それは家電を見てもわかります。洗濯機のことを考えてみましょうか。
今の時代であれば、ほぼ何を買ったとしても、できることにそんな大差はありません。
ちゃんと服を洗うことができて、脱水ができて、乾燥ができるくらいなものです。
機能的な差というのは、細かいことはあるかもしれませんが、素人のお客さんから見れば、その差はわからないことが大半です。
業界が進み、成熟していくと、機能的価値はどこも高めていくものなので、基本的には大差がなくなってくるので、そこだけでは選べなくなるんですよね。
それに、たとえこれまでにない機能的価値を生み出すことができたとしても、今の時代は、情報がすぐに出回るので、簡単に真似されてしまいます。
例えば、仮に、「全く充電する必要がない」スマートフォンが発売されたとします。
これは非常に画期的なスマートフォンで、スマートフォンを使っているユーザーなら一度は誰でも、そんなスマートフォンを夢見るでしょう。
恐らく、販売されれば、爆発的に売れると思います。だって、そんなスマートフォンまだどこも出していませんから。
機能的価値で言えば、最高の状態です。
ただ、恐らく、他のメーカーの社員が購入して、それをバラバラにしてしまえば、大体どうなっているのかは分かるので、同じようなものはすぐに開発されてしまいます。
そうすると、「全く充電する必要がない」というウリは通用しなくなるので、また競争に巻き込まれていきます。
だからこそ、この機能的価値というものだけでブランディングしていくのは難しいのです。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、機能的価値というのは選ばれるためには最低限必要です。
スマートフォンであっても、電話はできない、メールはできない、インターネットはできないのであれば、誰も購入しませんから、機能的価値というのはあって当たり前です。
2-3.感情的価値とは
そこでお客さんから選ばれる為に重要になって来るのが、感情的価値の部分になります。
感情的価値とは一言で言うなら「共感」です。
感情的価値を構成しているのは、
コンセプト
ストーリー
キャラクター
デザイン
の4つの要素です。
大抵、世の中でヒットしている商品・サービスというのは、この感情的価値によるところが大きいです。
2-3-1.コンセプトとは
では、まず、コンセプトについて。
コンセプトとは、一言で言うなら「どんな？」という「世界観」のことです。
このコンセプトが抜群に良くて、若い女性を中心に大ヒットしているサービスがあります。
それが、撮影女子会というサービスです。
これは、100着以上のドレスから自分の好みのドレスを選んで、プロのヘアメイクによるメイクアップやヘアセットを受けて、ドレスアップした状態で、撮影を行ない、最後にスイーツを囲んで女子会をするというサービスです。
Shooting Women's Association画像出典：http://satsueijoshikai.com/
撮影女子会は、当時23歳の女子大生だった、中村朝紗子さんが始めました。
中村さんは当時、グチやウワサ話などで盛り上がって、女子の化けの皮が剝がれる、食べて話すだけのマンネリ化した女子会に飽き飽きしていたそうです。
「欲しい女子会がないなら自分で作ってみよう」ということで撮影女子会のサービスは始まりました。
コンセプトは「ヒロイン体験をあなたに」です。
この撮影女子会が世の中に出る前には、このようなサービスは存在していませんでした。
ですが、多くの若い女性が、中村さんと同じように既存の女子会に飽き飽きしていたのだと思います。
だからこそ、このサービスが世の中に出た時に多くの女性から選ばれ、支持されたんです。
これが簡単に言えば、コンセプトです。
もちろん、この世界観に共感する女性もいれば、そうじゃない女性もいると思います。
でも、それで良いのです。感情的価値は、共感が軸にあります。
あえて、こうした世界観を提示することで、それに共鳴する人を惹きつけることができるからです。
何の世界観も提示していなければ、共鳴する人も出てこないので、これが一つ選ばれる理由になるのです。
2-3-2.ストーリーとは
では、次にストーリーについて。
ストーリーを上手く使って、集客に成功した「アニヴェルセル」という結婚式場があります。
アニヴェルセルは「最高の記念日を〜感動のサプライズ・プロポーズ」という動画を公開しました。
この動画は、アニヴェルセルでサプライズ・プロポーズを行った新郎新婦のドキュメンタリー動画です。
この動画は、インターネット上で反響を呼び、200万回も再生されています。
実際にこの動画を見て、アニヴェルセルへ来館した人が83%もいたと回答するほどの効果を生み出しました。
これはいわば、アニヴェルセルとお客様とのストーリーを伝えたんですね。
この動画を見て、来館した人は「きっと、自分たちもここで結婚式をあげたら、素晴らしい結婚式ができるんじゃないか」と思ったはずです。
この動画を見ただけでいきたくなるというのはまさに共感を軸にした感情的価値です。
2-3-3.キャラクターとは
では、続いてはキャラクターについてですね。
これはつまり、「どんな人が？」という部分です。
キャラクターで一番真っ先に思いつくのは、マルカワ味噌の河崎紘一郎さんです。
こちらも、とりあえず、再生してみてください。笑
河崎さんは「味噌チャンネル」というYoutubeで自社の味噌に絡めた発信をされています。
動画を再生してもらえればわかると思うんですが、「この人、本当に味噌に対して愛情を持っているんだな」ということが分かると思います。笑
僕は初めて、この動画を見た時に、「どうせ味噌を買うんだったら、この人から買いたい」と思いました。
世の中には、より品質の高い味噌が他の会社でもあるのかもしれませんが、そんなことすら超越して、この人から買いたいと思うわけです。
しかも、キャラクターというのは他者が真似できない部分でもあるので、ここを上手く生かすことができれば、非常に大きな選ばれる理由になるんですね。
2-3-4.デザインとは
デザインというのは、感情的価値だというのは非常に理解しやすいと思います。
例えば、Appleが出している製品があると思いますが、これをデザインを理由に選んでいる人は多いはずです。
Apple products
iPhone一つとってみても、やれることというのは他のスマートフォンと大差ない訳です。
電話できる
メールできる
アプリが使える
写真が撮れる
音楽が聴ける
でも、iPhoneはそんなスマートフォンの中でも圧倒的に選ばれています。
「世界のスマートフォン市場での利益を75%以上を持っている」というデータすらあります。
これはデザインによるところが非常に大きいです。
デザインは、視覚的に一瞬で世界観を伝えて、共感を呼ぶものなので、感情的価値になるんですね。
2-4.自己表現的価値とは
ブランディングをしていく上で、機能的価値と感情的価値が必要なのは大前提です。
ただ、この2つの価値を高めていくだけでは、差別化にはなりますが、ブランディングにまでは届きません。
これはさっきも言いましたが、一時的にヒットしたとしても、よりコンセプトが良いもの、より機能性のあるもの、より品質の高いもの、よりデザインが良いものが出てきたときにお客さんが流れてしまうからです。
ブランドになるためには、更にもう一歩進んで、「自己表現的価値」を高めていく必要があります。
「自己表現的価値」とは何かというと、「在り方」です。
この「在り方」が極まっていけば、本物のブランドを築くことができます。
例えば、「伊那食品工業」という会社があります。
伊那食品工業は寒天を作っている会社で、国内80%のシェア、世界15%のシェアを誇るという寒天メーカーとして世界のトップまで上り詰めた会社です。
Ina food画像出典：http://news.livedoor.com/
マーケットとしては、寒天市場というのは完全に縮小傾向のある斜陽産業（右肩下がり）です。
にも関わらず、伊那食品工業は、創業から48年間増収増益を継続し、社員の給料とボーナスを上げ続けてきたという奇跡のような会社です。
その経営の見事さにトヨタの豊田章男社長が塚越寛会長に会いにいく程です。
なぜ、これだけ順調に繁栄できたのか？
それは、伊那食品工業が創業以来続けてきた経営の在り方にあります。
伊那食品工業の経営理念は
いい会社を作りましょう
です。
いい会社とは、単に売上や利益といった数字ではなく、会社を取り巻く全ての人々が「伊那食品工業っていい会社だね」といってもらえるような会社のことです。
立派な経営理念を掲げている会社は世の中にたくさんありますが、伊那食品工業が凄いのは、それを本当に実践し続けているということです。
例えば、伊那食品工業は、社員の幸せを本当に考えています。
それは、「流行を追わない、景気を追わない」という経営方針にも現れています。
普通の企業であれば、ブームが来たり、好景気の時には設備投資などをして、一気に事業規模を拡大して、売上を伸ばそうとすると思いますが、伊那食品工業は、それをしません。
なぜなら、流行や好景気というのは、一時的なものであって、それが終わった時に、社員をリストラして人件費を削減しないといけないような状況が生まれるからです。
会社は一時的に儲かるかもしれませんが、社員は不幸になります。
社員を思う一貫したこういう姿勢は、創業当初から変わりません。
ある時、女性社員がクレーンの操作を誤って、足先を潰すという事故がありました。
Hiroshi Tsukakoshi
怪我をしたのはその女性社員のミスが原因ですが、創業者の塚越さんは責任を感じて、創業当初で資金もない中、とても採算が合うような投資金額ではなかったのですが、
「人の犠牲の上に、会社の売上高を上げることは、この会社の目的ではない」
と言い、怪我をしないような最新の設備を導入することを決めます。
これだけ自分たちのことを思ってくれる社長のためだったら、一丸となって、本気で頑張ろうと誰もが思ったでしょう。
こういう姿勢は、一般のお客さんにも、取引先の企業にも、地域の人たちにも一貫して貫かれています。
それは社員の人の姿勢にも、現れていて常に「会社に関わる全ての人の幸せ」を常に考えて行動しています。
例えば、社員の人が、プライベートでスーパーに行く時にも、「入り口付近の駐車スペースは高齢者や体が不自由な人が使うべきだから」と言って、そこには駐車しないそうです。
そうした社員の人たちの姿を見て、地域の人たちもこの会社のことを誇りに思い、何か寒天の製品を買う時には伊那食品工業を選んでくれるのです。
こうした在り方を知れば、人は自然と「この会社のことを選びたい」と思うようになるんですね。
数十年〜数百年以上続いて、繁栄していく企業にはこうした善循環があります。
一般のお客さんにも、取引先の企業にも、地域の人たちのことを思い、行動していくからこそ、それが「信用・信頼」という形で返ってきて、続いていくんですね。
3.ブランディングの成功事例
長く繁栄している会社ほど、こうした「世のため・人のため」に行動するという「在り方」を非常に大切にしています。
次は、実際にその事例を見ていきたいと思います。
3-1.杉山フルーツ
静岡県の富士市の吉原商店街に杉山フルーツという果物屋さんがあります。
Sugiyama Fruit
商店街の中にある個 人商店の果物屋というのは、ビジネス的にいうと、非常に厳しい環境です。
大型スーパーマーケットの進出とともに、商店街の店の数自体も減り、果物屋だけにわざわざいくことがなくなってしまったからです。
実際に個 人商店の果物屋さんは、十年ほどで、4万軒から2万軒台にまで減っています。
杉山フルーツがある、吉原商店街も最盛期には120店舗ありましたが、今は半分の60店舗ほどしか残っていません。
こんな厳しい環境ですが、杉山フルーツは他には類を見ないほど、業績は好調で右肩上がりです。
店舗には、1日に100~150人が来店し、顧客単価は3000円〜5000円で、同業者の平均の倍の数字を出しています。
1万円もするようなメロンが年間で7~8000個も売れていきます。
これだけの業績を出せているのは、杉山フルーツの「在り方」に依るところが大きいです。
杉山フルーツは、徹底的にお客様に最高の果物を届けようという姿勢があります。
ほぼ毎朝、日本最大の果物市場に出かけて、目利きをしてフルーツを選んで、店に戻ったら、従業員と品質を確かめて、「お客様はこれで満足するのか」と検討します。
中には、果物農家にまで実際に足を運んで買い付けまでしにいきます。
また、仕入れた果物も、一旦、箱から全部出して、傷んだものや形の悪いものは抜くという作業までする徹底ぶりです。
それだけ徹底して拘っているので、「杉山フルーツで果物を買っていけば間違いない」と言って、お客さんがやって来るんです。
「優良経営食料品小売店全国コンクール」という賞をもらった時に、お客さんから何十本も「杉山フルーツのお客さんで良かった」という電話がかかってきたことからも、どれだけ顧客満足度が高いのかわかると思います。
3-2.株式会社アールエフ
では、続いてはアールエフという医療機器を開発している会社をご紹介したいと思います。
この会社は創業1993年でそれ以来、12年間でとてつもないほど、順調に事業規模を拡大していった会社です。
初年度：年商4000万円（従業員2人）
2000年：7億2000万円（従業員30人）
2001年：9億3000万円（従業員45人）
2005年：36億円（従業員151人）
本社移転も8回するほどですから、業績がとてつもなく好調だというのは理解できるかと思います。
この業績が順調に伸びていったのは「内視鏡カプセル」という革命的な商品を生み出せたからです。
従来の内視鏡は、筒状のファイバーを口から食堂の奥へと通すので、大人でも相当な苦痛を伴います。
大人でさえ検査を拒否する人がいてますし、子どもや赤ちゃんが感じる苦痛なんて計り知れません。
アールエフが開発した内視鏡は、直径9ミリ、長さ23ミリなので、簡単に飲み込め、苦痛は、ほぼありません。
Capsule endoscope
画像出典：http://bplatz.sansokan.jp/archives/5053
ライブカメラ機能を持っていて、将来、このカプセルを通じて、患部に薬を照射することへの応用も期待されている商品です。
なぜ、こんな世界に衝撃を与える商品を生み出すことができたのか？
そこには、創業者の丸山社長の強い想いがありました。
丸山社長は、三人兄弟の末っ子として、長野県の上田市で生まれました。
家は、お父さんが鉄工所を経営していました。
ですが、経営はうまくいかず、家計は常に苦しかったそうで、そのために、母親が家事をしながら、外に出稼ぎにも行ってたそうです。
その苦労もあって、丸山社長が小学1年生の時に、母親は、ある時、激しい発作と共に、息もできずに苦しんだということがあったそうです。
でも、その時、父親は遠くに出稼ぎに出ており、母親のそばには、兄弟3人しかいませんでした。
とにかく医者を呼ばないといけない状況に追い込まれた丸山社長は、兄弟とともに、色んな病院に回って、往診を断られながらも、なんとか家に3人の医者を連れてきました。
ですが、その3人の医者は家に入ろうとせず、
「先生が主治医なのですからどうぞ。私は専門が違いますから」
と玄関前で、診察することをお互いに譲り合っていたそうです。
この時、
「お袋は死にそうなのに、ちくしょう…体の中に何か機械を入れて、体の中の様子がわかるようになれば良いのに」
と思ったそうです。
こうした想いが結実して、生まれたのが内視鏡カプセルです。
丸山社長は、病に苦しんでいる人、特に小さな子どもの命をもっと救いたいと本気で思っています。
そのことは、アールエフが、これだけ世界に誇れる技術を持っているにも関わらず、「特許申請をほとんどしない」ということにも現れています。
普通、企業であれば、自社の利益を考えて、どんどん特許申請をします。
でも、それをせずに、基本的には技術をオープンにしているんです。
なぜか？
特許を申請したことによって、自社の生産が間に合わなかったら、救えたかもしれない命が救えなかったとなるかもしれないからです。
特許申請やお金よりも大切なものがあるとわかっているんです。
頭でわかっていても、実際にこのように行動に移しているという企業はほとんどいません。
アールエフと同時期にカプセル内視鏡を作っている企業がイスラエルにもありましたが、どうせ使うんだったら、アールエフの製品を使いたいと誰もが思うはずです。
アールエフで働きたいと思う人もいるかもしれません。
This is how you build your brand.
3-3. Central taxi Co., Ltd.
Now, we will introduce Central Taxi Co., Ltd. as an example of branding.
The company is a taxi company that deserves to be called a brand, boasting No. 1 sales and No. 1 service in Nagano Prefecture.
Central taxi corporation
Image source: http://funaifound.or.jp/report/chuotaxi/
The taxi companies here are really favored by local residents, and taxi usage is almost 90% filled with phone reservations, and despite the fierce taxi industry, ten years of retention rates are almost constant It also has a miraculous result of 100% .
It can be said that it is a thriving taxi company.
Then, why is this taxi company prospering? It can be said that it is thanks to the wonderful "style" of founder Utsunomiya Permanent.
Originally, the reason Utsunomiya-san founded a taxi company was because his father had a word.
When the father who ran the bus company is from a local union, he is asked to "rebuild a taxi company that has a long labor dispute".
Although it was good for the father and the two to get in on the rebuilding, the long labor dispute caused the minds of the employees to go bad.
For example, when I came to work sometime when I came to work, a taxi crew member said "I'm getting a free ride," watered a hose to a middle-aged male customer, and I slipped and fell It was said that he had been dragging around .
I can not find it as a company employee at this point, but I often heard the customer talk about it, but although I had no money on the spot, "Because there is money at home, He said that he would pay.
Utsunomiya apologizes for the man who complains "Let me go home anyway", but I will arrange a taxi and try to go home, but of course it says "I do not want to take a taxi from such a company" I will have my wife come to pick you up.
Seeing his wife getting wet, she lost her word, and the man was crying in the passenger seat with humiliation.
Utsunomiya-san, who saw it, complained to his father, "This kind of company should be destroyed!", But the accumulated deficit was 100 million yen and I could not close it immediately.
After that, in a few years I managed to get rid of the deficit and rebuild, but my father dies a year later.
And when you die, it is said, "You can make a taxi company you want to be."
Utsunomiya-san uses this word as a detonator, and establishes a taxi company.
First of all, what Utsunomiya-san worked on was a change in hiring criteria.
At first the emphasis was on immediate forces and priority was given to the experienced people, but it was not a "customer-oriented service", as it was only a taxi crew who took an arrogant attitude that could not say anything.
Therefore "inexperienced person only" was adopted.
In addition, we will develop a system for employee education and distribute the DVDs and manuals under difficult financial conditions so that we can provide door service, self-introduction, and high-quality services that no taxi companies in Nagano Prefecture are doing. did.
Naturally, experienced people with bad attitudes stopped in the process more and more, but continued to educate them with the conviction that "If we benefit our customers".
Although this "customer-centricity" was supported by the people of Nagano Prefecture, it bought a backlash from the same taxi industry union.
Because such a central taxi improves the quality of service, your taxi company will not be selected.
You should not take such a taxi, because there are many accidents
It seems that it was rumored .
Utsunomiya-san, on the other hand, repulsed the union and left the union.
Withdrawal from the union is extremely disadvantageous in terms of management, and taxi tickets that can be used nationwide can not be used.
It was so big that it accounted for more than 40% of the sales of the central taxi at that time.
Even if you throw it away, I think it is "for the customer" and I will carry it out. This is the way it is.
Also, because there are children with asthma, there is no choice but to make all vehicles smoking cessation or just create a taxi company that is ideal for customers.
The same is true for the Nagano Olympics.
Naturally at the time of the Nagano Olympics, media personnel visit, so it is a special demand for taxi companies.
Even if it is 2 to 3 times the normal price setting, all the frames will be filled.
However, the central taxi company refuses almost all media dispatch requests.
The reason is that people who use the central taxi can not always use it if they distribute it to the media.
Naturally, at that time, the profit of the central taxi company was the lowest sales in the region.
However, that way was supported by the people of the area, and then it became the No. 1 area.
4. Branding method
Then, I would like to talk about what to do specifically to build a brand.
4-1. Start from the pursuit of work
First of all, when building a brand, the first thing to do is to think about "the best way of your own company" .
Brand making is as we have seen so far, but the place by "how" rather than the technique of the tip is great.
What kind of person do you want to help?
What do you want them to do with their relationship with their people?
What kind of service do you offer to those people, and would you be most pleased?
It is good to think about etc first.
Central Taxi Co., Ltd. actually starts its business from there.
Mr. Utsunomiya, who was told by his father, "You can make an ideal taxi company!", At first, did not know what kind of taxi company would be ideal.
At that time, a friend can show you the weekly magazine article of "MK Taxi".
Speaking of MK taxis, it is well known that the service quality is outstanding even in the taxi industry.
MK taxiImage source: https://www.assistmicro.co.jp/
Particularly famous are the four promises.
We will get off the door guidance service
We introduce self-introduction and safety declaration
I will confirm the route
We will make sure that you do not forget
If these four can not be protected, there is no charge.
Such a promise was unheard of for the taxi industry.
Utsunomiya-san, who came to the pinnacle of the MK taxi initiative, immediately went to Kyoto, saw the actual MK taxi, and then went to see President Aoki, president of that time.
So I talked about taxi theory with President Aoki, and I think that I established the ideal image of a taxi there.
The important thing here is to ignore and think about constraints such as your current situation and environment.
If you are thinking in light of money, time, people's problems, reality, etc., the best way of coming out will not come out.
A brand is a breakthrough and does not come out of the way of thinking that is captured in the frame of common sense.
However, it is not surprising that unique ideas are necessary.
The important thing is to pursue the job, that is, to return to the essence of the profession.
What is the nature and role of a taxi company?
Apply it to your own business and think about it.
The answer to build a brand on this essence is asleep.
If there are 100 answers to this essence, there are 100 answers.
Utsunomiya-san says:
I tell our employees, "A taxi job is a job that touches the customer's life." It says, "That is a taxi, how do you go out?" I think there are times when customers with disabilities sometimes lose their ability to live because they sometimes have disabilities. At that time, when you get in the central taxi, you can get the power to stay alive when you touch the driver's working appearance, service, personality, etc ... to this customer, We give us the power to live, that is, we touch the life of our disabled customers. We are making this grandma's happiness. There will be no such wonderful work ( "The Company I Want to Value Most in Japan 3" Koji Sakamoto )
It's a really great idea.
Just listening to this idea will be selected by the customers, and I think employees will be able to take pride in their work.
In order to build a brand, it is first necessary to define such a direction.
And, in order to realize that, while doing what I can do now, the brand is built naturally.
4-2. Back Road Branding Strategy
Determine your core position in your company and do your best to make it happen.
And the last step is the phase of spreading it.
Under normal circumstances, it is a royal road to request a consulting company to create and implement a promotion strategy from concept creation to design and implementation in units of millions to tens of millions of units.
If you can ask, you can ask, but with this, small and medium-sized companies can not put it into practice.
Therefore, what you can use is the brand strategy that utilizes the Internet.
I used this branding strategy utilizing the Internet to create a stable system for receiving orders, even as a free designer, offering services at a higher price than the market price.
Mr. Nakae, I would like to ask. So wait half a year.
There were people who told me that.
The branding strategy using the Internet is very simple.
You just build media by yourself (in-house) and send information.
Media refers to blogs, social networks, e-mail magazines, and more.
In order to build a brand, it is necessary to build the following two types of media.
Media for attracting customers: Media for attracting new customers
Community Media: Media to build relationships with prospective customers
The media for attracting customers is, simply put, media for attracting new customers.
In other words, the media for "still his (own) to recognize the presence of their (own) to the people of prospects who do not know a thing" is .
It is blog and SNS that hits this media.
For example, in the case of me, I use "blog" as the main of this media for attracting customers.
How do the prospects gather from the blog, but this is very simple, if you write an article on the theme that the prospects are likely to be interested in, the net search will show you the prospects Come together on their own.
For example, when I put the keyword "brand concept" in the internet search and try to search, the article of my site comes out at the top.
Search screen
Those who come up with a search for a brand concept will be those who already have their own business and are bothered by how to create that concept or are starting to do business and are bothered by making their own concept.
Those are the potential customers who could be my customers.
This one article alone has about 7000 accesses every month now.
In other words, with this one article alone, 7000 prospective customers gather each month .
And search is not a single firework, it will keep collecting 7000 accesses as long as no one is searching for this keyword.
I actually wrote the article in 2015. Articles I wrote a few years ago still bring customers.
There are many other articles on my site that attract thousands of prospective customers every month.
So you don't have to worry about attracting customers.
This is simply the media for attracting customers.
And, a certain number of tens of thousands who gather in that way will be registered in the e-mail magazine.
In the e-mail magazine, you can provide your own thoughts and stories that you have not told in your blog, deliver content that will be learned for those who have registered, and build trust. it's finished.
After starting the e-mail magazine, I was able to create my own fan, "I would like to ask you as Nakae-san."
This is community media.
Furthermore, e-mail magazine can use a function called step mail.
Step-mail is yesterday which delivers mail automatically according to the scenario created beforehand.
For example, the first registered person can send this email, and the second one sent this email.
In this way, new prospects are automatically gathered from blogs, registered with e-mail magazines, sharing their philosophy and stories, and creating a flow of branding by serving content. I can.
A specific mechanism around here is my free e-mail course, which is described in detail along with the video, so if you are interested please register for the " free e-mail course ".
Branding Summary
Finally, I would like to summarize a little about branding.
Branding means "being the ultimate value for that person."
If you or your company become a brand, you will be chosen not because of differences in price, features, or design, but because you are, because it is this company or store.
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Project justification of medical equipment (medical devices) initiative justification of medical equipment by ANX to get a medical product exclusive representative of the German team of management consultants were ordered. This German company is one of 5 companies
If you can build a brand,
It will not get caught in the price competition
I will not be troubled with attracting customers
Keep repeating
Business is stable and prosperous for a long time
Products and services will be sold at higher prices than market prices
You can make the state.
We also talked that branding is the ultimate creation of value, and there are three types of value:
Functional value: function, quality, price
Emotional value: concept, story, character, design
Self-expression value: The way
Functional and emotional values can be differentiated, but they can not create long-lasting brands.
In branding, the most important thing is “self-expression value”.
If "the way of being" is extreme, you can build a real brand.
As an example, we chose Ina Food Industry, Sugiyama Fruit, ARF Co., Ltd., and Central Taxi Co., Ltd.
In addition, to make up this "style",
What kind of person do you want to help?
What do you want them to do with their relationship with their people?
What kind of service do you offer to those people, and would you be most pleased?
We also talked about the importance of thinking about the essence of your work.
Once you have determined the best way to live, the other is to do what you can do now.
That will create a brand.
And finally, as a total finish, I talked about the brand strategy using the Internet.
This method of "spreading" using the Internet can be done regardless of the size of business or industry, so please realize it while learning from my e-mail magazine.
Well, now it's over. Thank you for your hard work.
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All 5 free Web-visiting courses
Web attraction for building a brand
"I want to stabilize customer attraction ..."
"I want to create a strong brand that won't get caught up in price competition ..."
In this free course, I myself and the client actually work
・ We
have received orders for jobs from all over the country, even if the price is higher than the method that kept collecting more than 7,000 prospective customers each month with only one blog
and high quality. How to collect only the customers
We will use videos and e-mail magazines to tell you how to use the Internet for branding and attracting customers.
Registration is free, so if you are interested please take a look at the details page.
Receive a course for free
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Nakae Shogo
Unnamed: Nakae Shogo. Profession: Brand creator (designer & consultant) Learn graphic design from top designer and become freelance designer. After that, we leverage the power of Internet marketing to build a stable system for attracting customers and a brand. Work is always waiting for 2 to 3 months without doing business at all. Currently, based on the concept of "CREATE A BRAND", using the power of design and marketing, we provide branding support regardless of the size of the company.
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